小児矯正と過剰歯
矯正歯科コラム
2018年10月9日
小児矯正と過剰歯
“過剰歯”とは、通常の大人の歯より、余計にある歯のことです。
場所は大体上あごの正中(真ん中)にあることが多いです。1本の場合 もあれば、2本もぐっている場合もあります。
この場合もぐっている過剰歯とその近くの永久歯(上顎中切歯)と位置関係 をCT(断層写真)のレントゲン写真で確認します。
歯並びにときに支障がなければ、そのまま抜かないで置いておく場合も あります。また、周囲の永久歯の根がまだ未完成の場合は無理をせず、 根の完成を待ってから抜くこともあります。
この過剰歯も見られる頻度も意外と多く30人に1人くらいは発見しま す。
これも、小児矯正を早期に始めるので見つけられるのです。
歯科健診に行っている立川市内の小学校でも、上の前歯が離れていて、 過剰歯のありそうなお子さんがときどきいますので、こればかりはレン トゲンを撮らないとわからないので、歯科の受診をお勧めしています。