小児矯正と食事
小児矯正と食事
近藤歯科クリニックの小児矯正は、原則取り外しの矯正装置(床装置)
を使用していますので、特別に注意することはありません。
まず、生後4か月ころから、スティック状に切った野菜などから味を憶
えさせます。そして、甘いものは3歳くらいまで、極力あげないように
しましょう。
食事はご飯中心がいいでしょう。パンはなるべく避け、和食がいいでし
ょう。お米には食物繊維が多く、ビタミンも多く含まれていて肌や髪を
美しくします。
子どもの飲み物は、水や麦茶で牛乳はなるべく避けましょう。なぜかと
いうと、乳児期を過ぎると日本人はカルシウムを牛乳では吸収すること
ができなくなるからです。
乳児期を過ぎると、牛乳でカルシウムは吸収できません
さらに食べ方としましては、なるべく“前歯を使う”ということです。
よく噛むといっても、普通は奥歯で噛んでいます。
とくにお母様方はお子さんが食べやすいように食べ物を食べやすいよう
に小さく切ってしまいます。できれば、少し大きめにして、かじらせま
す。
野菜もスティック状に切って手に持ってかじらせるのです。
こうして前歯を意識して使えば、成長期のお子さんはあごが健全に成長
しやすいです。
小児矯正を始めたお子様のお母様方には必ずお話ししています。
また、食べる時に姿勢にも気を付けてください。
しっかりとかかとをゆかにつけることができれば、上体が猫背にならず
に起きますので、噛むとき力が入りやすいです。
この“姿勢”も歯並び、噛み合わせに大きな影響がでます。最近ゲームが普
及しお子様方の姿勢が悪くなっているため、歯並にも悪い影響がでてい
るとおもわれますので、気を付けてください。