小児のむし歯予防
もくじ
小児のむし歯予防
お子さんのお口のケア、むし歯予防についてまとめてみました。
むし歯になる原因
- 甘いものを与えてしまう。
- おやつにスナック菓子をあげてしまう。
- お母さんにむし歯がある。
- 歯みがき嫌いにしてしまう。
- 不規則は食生活。
- 卒乳が遅れる。
成長期ごとの歯のケア
- 乳児期
母乳、ミルクを飲んだ後は必ずガーゼなどで、生えている歯のまわりをふいてあげてください。
歯は生後半年くらいで生えてきます(早い子で4カ月)。特に夜間の授乳の後は必ず拭いてあげてください。歯みがきはそーっと痛くないように。いきなり歯ブラシを口にいれず、お子さんと触れ合いをしてから、優しくケアしてあげてください。
甘いお菓子類はできれば、2歳までは一切あげないように。おじいちゃん、おばあちゃん、ご家族にも協力をしてもらってください。
そして、1歳前から歯科に連れて行って、かかりつけの歯医者さんを作ってください。 - 学童期
この時期は前歯の生え変わりがどんどん進みます。
そして、生えたての奥歯もお子さん自身では磨きにくいものです。生えたての歯は大変むし歯になりやすく、生えてくる途中で、もうむし歯になっていたりします。仕上げ磨きは大変重要です。少なくても小学生の間は必ず毎日やってあげてください。
近藤歯科クリニックでは、矯正治療で通われているお子さんたちにも、必ずむし歯になっていないか、毎回チェックしていますが、矯正治療の1ケ月ちょっとの間にもう、むし歯になっていることもあります。
ですので、甘いものの摂取が習慣的になっていないか、常に注意してください。おやつもダラダラ食べはしないように見てあげてください。
詳しくは、子どもの食生活・食育(本サイト)をご覧ください。
お母さんの妊娠前からむし歯予防は始まっています。
最後に大事なことをひとつ!お子さんの口の中のむし歯の原因菌(ミュータンス菌)はお母さんのお口の中のむし歯菌のDNAと一致します。
赤ちゃんの歯が生えてこない時期に、もうすでにお母さんの口から感染しているのです。今までは、帝王切開で生まれた赤ちゃんは感染することが知られていましたが、普通分娩の場合でも、生まれて一緒に生活している間に感染してしまうのです。むし歯を持っているお母さんの子どもは、ほぼむし歯になります。
ですから、お子さんの虫歯予防は、お母さんの妊娠前から始まっているのです。
詳しくは、立川市妊婦歯科健診(本サイト)をご覧ください。