現代人の食生活の特徴としてあげられるのは、ます、“動物性脂肪の摂取過多”です。
動物性脂肪や動物性タンパク質を多量に摂るような食生活、つまり肉中心の食生活をしていると、血液中のコレステロールが増え、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中や高血圧になる危険性があります。
動物性脂肪に含まれるタンパク質や、脂質も体をつくる上で必要な栄養ですが、バランスに気をつけて摂りすぎない注意が必要です。
また、動物性脂肪以外に、砂糖・炭水化物の過剰摂取も問題です。
これも、人間の体にとって必要な栄養ではありますが、現代人の食生活は、あまりにも砂糖・炭水化物を摂りすぎています。
多量の糖分の摂取は、肥満、むし歯の原因にもなりますし、多量の砂糖は体内のカルシウムを壊すという性質があります。
その一方で、ビタミンや、食物繊維、ミネラルなどの栄養素は不足しています。
そして、偏った食生活を続けると、歯周病、糖尿病などの生活習慣病になり、あるいは、食物アレルギー、花粉症、アトピー性皮膚炎、金属アレルギーなどのアレルギー症状を起こします。
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