小児矯正の治療内容や治療装置でよく頂くご質問に関して
もくじ
小児矯正について
小児矯正とは?
小児矯正とは?
大人の矯正に対して、まだ成長発育している時期のお子様の矯正を小児矯正といいます。
“成長発育する”ということは、永久歯を抜かなくても前歯を引っ込められたり、重度の歯の重なりも修正できる、ということです。
当クリニックでは、成長発育を良い方向に修正し、健全な成長発育をひきだせるように、バイオセラピーに取り組んでおります。
従来の矯正治療の考え方では、そういう考えはあまりなく、遺伝的傾向や、現在の状況の分析を重視し、永久歯を抜いて矯正治療をしてきました。
たしかに、遺伝的傾向はベースにありますが、現在の習慣や噛みかたを変えていく・・・“今できることを積極的に行っていく”ことが大事ではないかと考え、当クリニック独自の小児矯正治療を行っております。
こちらもご参考に⇒「立川 近藤歯科クリニックの矯正歯科治療」
小児矯正治療を始める適齢期は?
小児矯正治療はお子さんの矯正治療に適しています。
上の前歯2本が生え変わる小学校2年生が適齢期です。
従来の矯正治療は、小学校高学年になって始めていましたが、この時期はもう、犬歯も生えてきますので、前歯2本だけのころより装置の数が増え、治療も少し手間がかかります。さらに、小学校高学年になりますと、習い事も増え、矯正装置を長い時間装着するのも大変になってきます。
大人の場合は矯正装置を1日14時間以上装着できる環境が整えばOKです。
もちろん、小学校高学年のお子様も、成長期ですから、成人と比べて、歯を抜かずに行う矯正治療という立場で考えれば有利です。
こちらもご参考にされてください⇒「矯正を始める時期と症例」
どうして後戻りは起きるのですか?
これは、噛み合わせの力を測る器械です。
一般に、よく噛んでいない歯は歯並びも悪く、歯を矯正的に動かしても、元に戻ってしまいます(後戻り現象)。仮に、歯を抜いて、並ぶ場所をつくっても、戻ってしまいます。
よく、噛んで、”つくられた噛み合わせ”ではなく、ご自分で固有の体にあった噛み合わせをつくっていかなくてはいけないのです。
“舌のくせ”や、“睡眠態癖”が改善されていることも重要です。「口腔筋機能療法」によりトレーニング(小児矯正とバイオセラピー)が必要となることもあります。
小児矯正の治療費は、なぜ、少なくてすむのですか?
患者さん参加型の治療だからです。
患者さんが自分で装置を入れ、自分に合ったペースでネジを回して治療を進めていくからです。
患者さんご本人の気持ちが大切です。患者さんが小、中学生の場合はとくにご家族の方の協力がたいへん必要になってきます。
ネジを巻く時など、できる限り見てあげてください(中には、ネジを逆に回してしまうお子さんもいます)。小児矯正はご本人、ご家族、クリニック側とみんなが協力して行う“加療”なのです。
詳しくはこちら⇒「費用について」
小児矯正はなぜ、歯を抜かなくて済むのですか?
従来の矯正は第一または第二小臼歯を左右2本、上下で4本抜かれることが多かったですが、小児矯正では、歯並びのアーチを広げたり、奥歯を後方に移動したりするため、歯を抜かなくて済むのです。
さらに、当クリニックではお子様の健全な成長発育を引き出せるようにバイオセラピー(「小児矯正とバイオセラピー」)や、様々なアドバイスをさせていただいています。
そして二十歳前後には親知らずを抜かれることもお勧めします。(後戻りの原因になりますので)。
こちらもご覧ください⇒““歯を抜くことによる弊害””
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小児矯正の治療期間は?
従来の矯正とほぼ同じか、または短くなる場合も多いです。
理由としましては、歯列を拡大しますと、歯の生えている部分の骨に柔軟性がでてきて、歯が動きやすくなるためです。
さらに、当クリニックの矯正治療は、“永久歯を抜かない”治療方針のため、その分、歯を動かす手間が少なくなるためです。
以下ご参考に、
「矯正を始める時期と症例」
「矯正治療の治療期間」
「小児矯正の治療終了時期」
小児矯正は痛くないのですか?
ほとんど、痛くありません。
たまに、装置が歯茎に当たって痛い場合がありますが、装置のネジは患者さんご自身が巻きますし(つらい時は無理に巻かなくていいわけです)、前述のように、骨に柔軟性がでてきますので、痛くありません。
また、従来の矯正ですと、ワイヤー、ブラケットがほっぺたに当たって痛いですが、小児矯正ではそれもありません。
小児矯正の費用について。
一つの装置は2万円~7万円で、3~5個の装置を使用するのが標準です。
総額は上下顎、合わせて35~45万円です。
お支払いは一括ではなく、分割式です。
新しい装置を入れるごとに装置代として支払います。
調整は、おおよそ2カ月に1回、2千円~3千円です。
従いまして、従来の矯正治療(80万円~100万円)と比較して半分以下になります。
詳しくはこちらへ⇒「費用について」
小児矯正治療の限界はありますか?
あります。
従来の矯正でも対応の難しい、重度の受け口(骨格性反対咬合)など、外科的処置が必要になる場合などは難しいです。
あと、八重歯なども治療初期は小児矯正装置で対応し、歯を整える状況になったら、ワイヤー装置にしたほうが、期間も早く、効率的なので、お勧めすることがあります。
当クリニックの小児矯正治療は床矯正による治療が中心なので、
こちらもご参考に⇒「床矯正での治療は治るのでしょうか?」
床矯正治療は大人でも可能ですか?
チューブ噛みのトレーニングの目的を教えてください。
目的は大きく分けて3つあります
① 歯軸を整える
“歯軸”とは歯の傾斜のことで、歯が垂直に生えていないと、きれいには見えません。歯は噛むことにより、噛んだ力が歯の根をとおして周囲の骨などの組織に伝わり、噛めば噛むほど(もちろん噛み過ぎはいけませんが)歯はまっすぐになってきます。
また、歯は最初に生える時、斜めに曲がって生えてくる性質がありますので、よく噛むことによってだんだんまっすぐに修正されてくるのです。
この時、食事以外にも、“チューブ(ゴム製の)を噛む”ことにより現代の軟らかいものが多い食生活の補助的役割を果たすのです。
② 歯の生える場所をつくる
最近、下の一番奥の第二大臼歯が生えるスペースが無くなってまっすぐに生えてこないお子さんをよく見かけます。
この場合、矯正治療開始時から、ある程度予測はつきますので、生える1年程前から、第二大臼歯のもぐっている歯ぐきのあたりで“チューブ噛み”をよくしてもらいます。(1日10回以上)
それを半年ほど続けますと、倒れていた第二大臼歯が起きて生えてくるのです。
詳しくはこちらへ⇒「小児矯正と萌出困難歯」
③ 治療後の後戻りを防ぐ
矯正治療で最も問題となるのは後戻りの問題ですが、これを防ぎます。
チューブを噛むことによって、「矯正によって作られた歯並び」ではなくて、「その人に合った噛みあわせになった歯並び」に変えていくことができます。
お子さんの場合はあごの骨の成長を促進し、矯正治療の期間、費用を少なく、なによりも、「バランスのとれたいい顔」になっていきます。
小児矯正は、何歳くらいからできますか?
4、5歳から可能です
受け口の場合この時期、下あごが前に出る、反対咬合の場合、上あごに前方拡大装置をつけてあげれば、治すことができます。また、このまま永久歯の交換まで様子を見ていると、永久歯も反対咬合になることが多いです。
また、受け口以外の歯の重なりの場合、実際に矯正装置を装着するは、おおよそ7歳以降ですが、その前に、トレーニングをすることにより、矯正治療が効果的に行えることが多く、実際の矯正治療を始めなくても、出来る限り低年齢で来院されることをおすすめします。
小児矯正と一般矯正の違い
小児矯正と一般矯正(大人の矯正)の最も大きな違いは、成長発育があるか、無いか、です。小学校に入学前後から前歯の生え変わりが始まり、奥歯の萌出、さらに他の歯の生え変わりと、歯の重なりは時間が経つにつれて、成長が進めば進むほど重度になっていきます。
したがって、出来るだけ早期に、歯の重なりが軽度なうちに矯正治療を始めよう、というのが当クリニックの小児矯正の考え方です。
そして、当クリニックの矯正装置は、既成のマウスピース型の装置ではなく、お口に入れやすく、違和感の少ない、“床矯正装置”を使用しています。
床装置を使った小児矯正治療とは、一般に“床装置により、歯並びを広げるだけ”の矯正治療と考えている矯正の専門家もいますが、実際に当クリニックでおこなっていのは、主に機能トレーニングをしながら、床装置を使用して歯並びを良くしていく方法です。
これをバイオセラピーといいます。
ただ歯並びを拡大することが床矯正と誤解されている方もいますので、ご注意ください。
従来の矯正治療は、お子様の場合、ある程度成長発育が進んでいる状態で、永久歯を抜いて、歯並びを治していきます。
一方、小児矯正治療では、小学校低学年の成長発育が本格的に始まる前に、積極的に治療を始めます。
何故ならば、”歯並び”だけでなくバランスのとれたあごの成長発育、お顔の成長発育も目指しているからです。
“良い噛み方”、”良い生活習慣”は健康な身体づくり、健全な心に繋がるのではないでしょうか。
こちらもぜひご覧ください⇒
「小児矯正従来の矯正治療の違い」
床矯正をすると“ゴリラ顔”になるのですか?
以前、矯正相談などで、他の矯正歯科で「床矯正をするとゴリラ顔になる」と言われた、という患者さんがいました。
大丈夫です、なりません。小児矯正の場合、一般的に永久歯を抜きませんが、「よく噛むこと」と「舌のトレーニング」をしてもらうことにより、お子様のあごがお顔とバランスよく成長し自然な感じになります。美しい歯並びは正しい咀嚼嚥下機能(食べたり飲み込んだりする機能)とバランスのとれた口の周りの筋肉のはたらきによってつくられます。ただし、ちゃんと噛まずに、舌の機能が正しくなければ歯並びもきれいにならない、とも言えます。かえって、歯だけきちんと並べても、正しい機能が伴わないと歯並びは崩れてきます。
あと、床矯正治療では大人の場合、治したいところをはっきりとさせ、“歯を抜かないでどこまで矯正治療が可能か”を術前に説明し、治療後のイメージをもってもらっていますし、顔と歯並びのバランスが崩れるような無理な矯正治療は避けています。
こちらもご覧ください⇒
「床矯正での治療は治るのでしょうか?」
小児矯正装置について(取り外し式)
装置はいつつけるの?
食事、歯みがき、英語・国語・音楽などの発音障害を生じる場合は外します。 それ以外はできるだけ装着します。
小学校低学年の子やどうしても学校につけていきたくない子は、家に帰ったらすぐに装着しましょう。寝ている時間を含めて12~14時間以上の装着がきれいな歯並びにするためには必要です。
中学生以上の人は学校でも装着しないと、この時間を満たすことは困難です。
ネジはどのくらいのペースで巻くの?
床装置には、平行に広がるタイプと扇形に広がるタイプの2つがあります。平行タイプは1日45度(半分)を1週間に2回巻きます。ファン(扇形)タイプは1日30度(1/3)を1週間に3回巻きます。
平行タイプ
一番端から真ん中まで回すと45度巻いたことになります。これが1回分です。
ファンタイプ
一番端から約1/3まで回すと30度巻いたことになります。これが1回分です。
通常はこのペースで巻いていきますが、上あごの平行タイプや歯のみを動かすタイプの装置は、1ヵ月後から毎日巻くこともできます。
※ケースによってネジの巻くペースが異なる場合がありますので、担当医の指示に従うようにしてください。
装置のお手入れは?
歯みがきをする時に床装置も歯ブラシを使ってきれいにしましょう。
歯みがき剤や食器洗いの洗剤を使用してください。臭いが気になる場合は洗浄剤を使用しましょう。
装置のつけ外しの注意点は?
奥のワイヤー(クラスプ)に両手の指をかけて装置を外しましょう。
片手で外すとワイヤー(クラスプ)が折れてしまいます。前歯のワイヤーに指をかけて外すと変形したり、壊れたりします。
はめた後は床の部分をしっかり指で押して、入っているか確かめましょう!
また、装置が外れやすくなったら調整しますので、必ず来院の予約をしましょう。
装置を無くさないために注意することは?
外したら必ずケースに入れられるように習慣つけましょう。
ケースのないところでは装置をはずさないようにしましょう。ティッシュなどに包んで置いておくと捨てられてしまう事がありますので絶対にやめましょう。
病気の時も装置はつけるの?
体調が悪くて、装着するのがつらい時は外しましょう。
1日つけていなければ90度を1回、2日なら90度を2回というように入れていなかった日数だけ、90度巻き戻してください。
それでも合わない場合は医院で合わせますのでご来院ください。
装置を合わせたら、その次の日から毎日90度ずつ、巻き戻した回数分だけ巻きましょう。その後は元のペースで巻いていきましょう。
スポーツをする時も装置はつけるの?
スポーツの形態にもよりますが、転倒したり、顔にボールが当たったりしますと、口の中にけがをすることがありますので、無理をしてつけなくてもかまいません。
ワイヤー(クラスプ・唇側線)が当たって痛い、口内炎ができた。
痛みは我慢しないでください。
ワイヤーを調整するとすぐ治ることがほとんどですので、ご連絡のうえ、早めにご来院ください。無理して装置を入れなくていいです。
床が当たって痛い、口内炎ができた。
痛みは我慢しないでください。
口内炎ではなく当たってできた傷のことが多いようです。床の部分を削ればすぐ治る事がほとんどですので、ご連絡のうえ、早めにご来院ください。無理して装置を入れないでください。
床が割れた!
可能な範囲で応急処置をいたしますので、装置を作ったときお渡しした模型を持ってご来院ください。
プレートが割れて痛みがある場合は外しておいてください。つけたままでも問題なければいつも通り装着しておいてください。
床が割れた場合は、その場で応急処置をしても、一度割れてしまうと、また割れることが多いです。しかし、装置の目的が達成できるようであれば、そのまま使用していただきます。
クラスプが切れた。
クラスプが切れても、装置がそのまま入って少しゆるくなっても維持できていれば(取り外しを慎重にして)そのまま装着していてもかまいませんが、心配でしたら、早めに診せてください。
床装置を失くした。
必要に応じて再製作しますので、できるだけ早く来院してください。
床装置をつけない時間が長く続くと後戻りしてしまいます。
装置がうまくはまらない。
外している時間が長いと後戻りして、装置が合わなくなります。
ネジを巻き戻して合わせてみてください。半日なら45度巻き戻してください。巻き戻した分は、30分から1時間後に必ず巻き直しましょう。
入れている時間が短い場合も合わなくなることがあります。最低でも12時間?14時間は装着してください。
ネジを巻くタイミングが悪い場合もだんだん浮き上がることがあります。
ネジを巻く前は1時間以上つけておきましょう。巻き戻した分は30分から1時間後に必ず巻きましょう。
※装置が合っていない時は右側の床を押せば左があがり、左側の床を押せば右が上がります。
※お子様の場合は保護者の方は必ず毎日装置がちゃんとはまっているか、確認してください
ネジが固い。
初めのうちはネジが固く回しにくい場合があります。
ネジ穴にネジを深く差し込みネジの頭の部分を両手で一緒に回してみてください。
しばらく多めに巻いて、戻すと巻きやすくなります。
クラスプや唇側船を変形させないように床の部分をもってネジを巻くようにしてください。
ネジが回らない。
ネジが固くなっていることがあります。
上の写真の方法でネジを巻いてみてください。
それでもネジが回らない時はネジを巻ききっている、ネジが壊れているなどが理由として考えられます。
ネジは巻かずに装着しておいてください。ご連絡のうえ、早めにご来院ください。
ネジを巻いているのに拡がらない。ネジが戻っている。
ネジが壊れてしまっていることがあります。
回した時に手ごたえがなく、ユルユルの場合、ネジを巻いても戻ってしまい、装置が拡がらないことがあります。
まだ、広げる必要ある場合は修理、または再製作しますので、ご連絡のうえ早めにご来院ください。
ネジがゆるくならないようにするためには、どうすればいいですか?
下あごの拡大装置は上あごの装置と比較して、小さいため、ネジが弱く、ゆるくなりやすい傾向にあります。
そのため、以下の点に注意して使用してください。
○なるべく長い時間(1日14時間以上)装着して、ネジを回すときはしっかりと45度以上回してください。
○ネジを回していくと、順調であれば、3,4か月でネジの開きが2?3?になりますが、これくらいが最もゆるくなりやすい時なので、ネジをまわす回数を1週間に2回ではなく、1日おきに週3回まわしてください。この時1回のまわす大きさは30度から40度にしていくらか抑え気味にしてください。
○装置を痛くなってもネジを戻さず、すぐに連絡してください。また、装着時間が短い時にはネジをまわさないでください。
○ネジがゆるくなったらすぐにクリニックにご連絡ください。そのまままわしていても、ネジが後戻りすることがあります。
○ひとつのネジつきの拡大装置(保定装置は除く)は8カ月くらいで終了させてください。それ以上使用していると、装置も劣化し、ネジもゆるくなることがあります。
装置のネジがゆるくなってしまったら?
下あごにつける装置は上あごにつける装置と比べてネジが小さく、ゆるくなりやすい傾向にあります。
ネジを巻くとき、手ごたえがあまりなく、すっと回ってしまう状況です。
この状況(ネジがバカになった状態)になってしまうと、せっかくネジを巻いても、口の中に装着しているうちに、自然に元にもどってしまうことがあります。
この対策として、
まず、ネジを巻く前にネジがどれだけ広がっているか、定規などで測ります。
たとえば、2.5ミリだった場合、まず、30度?45度ネジを巻きます。
そして次にネジを巻くときに何ミリか測ります。
そのとき、2.5ミリであれば、前回巻く前の状態に戻っているということになります。
その場合は2回分、ネジを巻くのです。たとえば30度×2というように。
あと、毎日ネジを少しずつ巻くのも有効です。ただし、毎日の場合は30度以下にしてください。
そして、4ミリ近くなり、ネジを巻くときに抵抗がでてくれば、それから通常どおりの週2回30度?45度に戻してください。
装置はなぜ、壊れてしまうのですか?
現在約800人の方々に小児矯正治療をしていますが、大人の場合はまず装置は壊れません。
壊れる場所で最も多いのは、奥歯の装置を維持している金具(アダムスのクラスプといいます)が切れてくる。
あとは拡大するネジがゆるくなる。
その他はほとんどありませんが、前歯のところの金具が切れる、装置のプラスチック(床)の部分が欠ける、などです。
奥歯の金具が切れる原因は、装置を入れるとき、最後まできちんと指で押さずに大体入ったところで、噛んで入れてしまう場合が多いです。
あと、装置を舌でもてあそんで、舌で装置を外して、噛んではめる、などを無意識に行っている場合も多いです。
お子さんの場合、お母さんお父さんが家でお子さんが装置を舌でカチャカチャしていないか見てあげてください。