小児矯正について
もくじ
(1)立川で小児矯正を検討されている方へ
大事なお子様方の矯正治療を、より満足度の高いものにするには、いくつかの項目について、よく検討しなくてはなりません。以下、その重要項目を上げましたので(重要順)、ご参考にされてください。
1. “矯正歯科の考え方”が最も重要です。
矯正治療は今まで、“歯を動かすテクニック”が重視されてきました。
しかし、ただ歯を動かすだけでは後戻りします。
歯並びには原因があり、その原因を失くしていかない限り、また元の歯並びに戻ります。
立川の小児矯正歯科の近藤歯科クリニックでは、まず、現状の歯並びの原因を考え、そしてお子様のお口の機能を向上させ、さらに健全な成長発育を引き出せるように日々取り組んでいます。
小児矯正治療を、単に歯並びを良くするということに留まらせずに
美しい口元、お口の機能向上のためのひとつの手段として生かしていただけるようにサポートしております。
“お口の機能向上”とは、咀嚼(そしゃく)嚥下(えんげ)機能だけでなく、発音、呼吸なども含まれます。
2. 矯正治療の方法
現在、矯正治療は多くの方法がありますが、小児矯正(子どもの矯正)で最も重要なのは、“永久歯を抜かない”ことです。
成人でも矯正治療で歯を抜くとあごの骨が小さくなりますが、成長期のお子様方は歯を抜かれることによって、健全なあごの成長発育が妨げられてしまいます。
立川の近藤歯科クリニックの小児矯正は永久歯を抜きません。
さらに、矯正装置は取り外し式ですから、食事や歯みがき中は外せますので、むし歯にもなりにくいです。
さらに、歯に強い力はかけ過ぎないようにしていますので、矯正時の痛みも少ないです。
そしゃく)嚥下(えんげ)機能だけでなく、発音、呼吸なども含まれます。
3. 矯正治療の費用
一般的に80万円から100万円が相場です。
立川の近藤歯科クリニックの小児矯正は20万円から40万円で行っています。
そして、お支払い方法も事前に一括ではなく、新しい矯正装置が入る毎に、というように分割式です。
矯正歯科治療の費用について
これは当クリニックの「矯正治療を身近なものへ」という方針によります。
“出来るだけ多くの、立川周辺のお子様たちに矯正治療を受けさせてあげたい!”そしてお子様に矯正治療を受けさせようと考えられている“意識の高いご両親のご負担を出来るだけ減らしたい!”という私の願いがあります。
4. 矯正治療の期間
矯正治療の期間は従来の矯正治療では小学校高学年以降から始めていたので、高校生、大学生になるまで継続(5~7年間)していました。
立川の近藤歯科クリニックでは、小学校低学年の早期に始めますので歯の重なりも比較的軽度で修正も容易なため、短期間に終わります。(3~5年)
さらに、お子様が機能トレーニングをしっかりとしてくれると、もっと歯の動きはスムーズになり、治療期間は短くなります。
5. 矯正医がいつもいるかどうか
矯正医がいつもクリニックにいないと矯正装置の急なトラブル事に困りますよね?(乳歯が抜けそうで装置が入らない、装置を失くした、など)
立川の近藤歯科クリニックは常に院長近藤が矯正治療を行っていますので、いつでも、小児矯正の患者さんに対応します。
さらに、当クリニックでは小児歯科矯正につきましては即日対応を心掛けております。(電話連絡は午前中にはいただけますと助かります)
6. 小児歯科と連携できているかどうか
小児歯科と連携が取れていないと、むし歯の治療、乳歯がグラグラになった、というような小児歯科的な問題に対処しにくいですが、立川の近藤歯科クリニックは小児歯科的な考え方で小児矯正を行っていますので、心配いりません。
詳しくは、次の(2)の「小児矯正は立川の近藤歯科クリニックで」をお読みください。
(2)小児矯正は立川の近藤歯科クリニックで
お子様の矯正治療は、費用、期間も重要ですが、それ以上に、“歯を抜くかどうかなどの矯正治療の進め方”の問題、さらに“その矯正歯科が何を目指しているかという問題”が最も重要であるということが「(1)の立川で小児矯正を検討されている方へ」から、お分かりいただけたと思います。
小児矯正と成人矯正との違い
そして、小児矯正は成人の矯正とは異なる点がいくつかあります。
まず、第一に“成長発育”をしていくということ。
次に小学校高学年になると“お子様の自我が出てくる”こと。
さらに、小学生、中学生の時期は歯が弱く、むし歯になりやすいということです。
お子様の成長発育について
従来の矯正治療では、成長発育の方向性を変えていくのはホルモンの関係から難しい、という見解でした。
しかし、小学校低学年の成長発育前のお子様方は、その食べ方、食生活、日常生活などの環境に影響された歯並びをしています。
その日常の習慣を、良い習慣に変えていくことで、成長発育の方向も変えることが可能です。
そして、歯並びも軽度の叢生(そうせい)の状態のほうが治りやすいのです。
たしかに遺伝的傾向は否定できませんが、だからといって重症化するまで放置しておくのは間違っていると思います。
お子様の自我について
小学校低学年までは比較的親御さんの言うことをハイハイ、と素直に聞いていたお子さんが、小学校高学年になると反抗期になり、言うことを聞かなくなります。
ちょうど、小児矯正も犬歯の生えてくる時期と重なっていて、ひとつのヤマ場といえるでしょう。
親子の信頼関係、歯科クリニックとお子様、お母様との信頼関係の良否が治療の結果に大いに影響します。
したがって、幼児期、小学校低学年からの何年にもわたる信頼関係が大事であり、当クリニックは“無理やり押さえつけ”の治療をせず、対話を優先していますので、それが生かされ、矯正治療の中断も大変少なくなっています。
むし歯になりやすい時期の小児矯正
小児矯正を行う小学生の時期は永久歯が生えてきて間もない時期ですから、たいへん、むし歯になりやすいのです。
生えたての永久歯はむし歯になりやすい
ですから、月1回または二月に1回の矯正治療時に、むし歯のチェックも必要ではないでしょうか?
矯正治療のみの歯科医院ですと、一般歯科、小児歯科の予約を取っている
立川の近藤歯科クリニックでは、矯正治療時にむし歯を発見した場合、その場でむし歯治療の予約をとり、迅速に対応しています。(矯正治療と同じ日のむし歯治療は健康保険の決まりで出来ないことになっています)
立川の小児矯正歯科、近藤歯科クリニックでは、小児矯正の特殊性を取り入れて矯正治療を行っています。
また、矯正費用も抑え、従来の半分以下で行い、永久歯も抜きません。
さらに、当クリニックの口腔筋機能トレーニングは、幼児期(4歳以上)から始められますので実際に矯正装置を入れる前に、準備期間もとれますし、矯正治療にもスムーズに移行しています。
幼児期、就学前の時期も歯並び、噛み合わせに大事な時期であり、他では「永久歯が生えるまで様子をみましょう」などと言われることが多いのですが、良い歯並びか良くない歯並びになるかは、すでにわかりますし、実際に行えることもありますので、ぜひ、お気軽に当クリニックにご相談にいらしてください。
それでは、具体的な小児矯正はどんな矯正か、詳しくご説明します。
詳しくはこちらへ
(3)これからは小児矯正が主流に!
小児矯正を行った患者さんはもう、1200人以上になります。
その中でわかったこと、学んだことを中心に小児矯正の魅力について挙げてみました。
- 1. 歯並びが良くなると子どもたちの表情も良くなる
- 2. 矯正治療は歯科治療のように怖くないので子どもたちがリラックスしている。
- 3. 機能トレーニングを続けると、歯並びだけでなく、口周りの筋肉の状態も良くなる。
- 4. 歯の間に見つけにくいむし歯も見つけられる。
- 5. むし歯も早期発見でき、麻酔なしで治療ができる。
- 6. もともと生まれつき歯の数が少なくても小児矯正で対応できる。
- 7. これから生えてくる永久歯の位置がわかる
- 8. よく噛んで食べることの重要性を理解できる。
- 9. 発音も良くなる。(とくに英語の発音)
- 10. 達成感により、自分に自信をもてるようになる。
1. 歯並びが良くなると子どもたちの表情も良くなる
小児矯正では、まず歯並びのアーチ(歯列)を拡大し、そのあと、整えていきます。
そして歯がきれいになってくると、お子さんの表情にも笑顔がみられ、「○○ちゃん、よかったね」と言うとみんなニッコリです。
2. 矯正治療は歯科治療のように怖くないので子どもたちがリラックスしている。
普通、歯科医院は「むし歯になると、怖い器械(ドリル)で歯を削られるんだよ」とマイナスイメージですが、当クリニックでは、永久歯はもちろん、乳歯も滅多に抜きませんし、矯正治療の日はむし歯の治療もしないのでみんな安心してリラックスしています。
そしてスタッフもみなお子さんと話すのが好きですから、雰囲気も穏やかでお子さんたちも、よく会話してくれます。
矯正治療は長く通院しますから、通いやすいということは大事だと思います。
3. 機能トレーニングを続けると、歯並びだけでなく、口周りの筋肉の状態も良くなる。
最近のお子様方は舌と口周りの筋肉が弱い傾向にあります。
とくに舌は通常、上あごの裏=口蓋(こうがい)にぴったりとつけられるのですが、それがうまく出来ないお子さんが多いです。
良い歯並びは舌と口周囲の筋肉がよく機能して維持できます。
従来の矯正治療では、口周りの筋肉のトレーニングが不足していますので、これが後戻りの原因になっています。
ですから、機能トレーニングをちゃんとやってくれるお子さんは、歯並びも、口元もきれいになるのです。
4. 歯の間に見つけにくいむし歯も見つけられる。
歯の間のむし歯も、矯正治療をしていると簡単に見つけられます。
子どもの歯(乳歯)が抜けた後、永久歯があっという間に生えてきますが、小児矯正治療では、1本1本の歯の向きまでしっかり細かくチェックしているので、小さなむし歯も見逃しません。
5. むし歯も早期発見でき、麻酔なしで治療ができる。
むし歯も早期発見すれば、深く削らずに済みます。
もちろん、麻酔も必要ありません。
矯正治療で1~2カ月おきにチェックしていますので、早期発見できます。
一方、「1、2カ月でむし歯が出来るんですか?」と疑問に思われたお母様がいましたが、甘いものを食べ続ければ、この小学生の時期は歯は弱いのでなりやすいのです。
6. もともと生まれつき歯の数が少なくても小児矯正で対応できる。
最近、永久歯の数が少ないお子さんを多く見かけます。
ただ、まだ生えて来ない、歯ぐきの中の永久歯の本数はレントゲンを撮ってみないとわかりません。
小児矯正をしない場合は、まず、小学生は口の中全体の大きいレントゲン(パノラマ写真)を撮る機会がないので、それがわかりません。
生え変わりの永久歯が無い場合は乳歯そのまま残った状態で、中学生以降に抜けてしまい、そこに歯の無いスペースが残ってしまいます。
あらかじめ、生え変わりの永久歯の無い場所がわかっていれば、事前に小児矯正で修正していくことができます。
7. これから生えてくる永久歯の位置がわかる
さらに、もぐっている、これから生えてくる永久歯の位置も大事です。
永久歯はきちんと生えるべき位置に初めからあるわけではありません。
極端な場合、すでに生えている永久歯の下に生えてきて生えている永久歯をダメにしてしまうこともあります。
これもレントゲンで永久歯の位置を確認し、小児矯正で対応しています。
その位置異常の永久歯が生える前に生える場所をつくり、生え始めたら、所定の位置に引っ張って動かしていきます。
これも小児矯正を行っているから出来ることです。
8. よく噛んで食べることの重要性を理解できる。
“よく噛んで食べること“は成長期のお子さんにとって大変重要なことです。
この小児矯正治療がそのきっかけとなってくれればいいと思います。
9. 発音も良くなる。(とくに英語の発音)
舌の動きが良くなれば、発音もよくなります。
とくにタ行、ナ行、ラ行、サ行など、舌の先端を口蓋にくっつけにくいお子さんはこの発音が苦手で、いわゆる“舌っ足らず”になる場合が多いです。
また、英語の発音も舌を口蓋につける場合が多いので、当クリニックで行っている舌のトレーニングは効果的です。
さらに、小児矯正で上あごの歯並びのアーチが広がれば、舌を口蓋につけやすくなります。
10. 達成感により、自分に自信をもてるようになる。
小児矯正は、従来の歯を抜いて固定式の装置で治療をする方法ではなく、歯を抜かずに、取り外しの矯正装置をお子さん自身ではめて治療を進め、さらに機能トレーニングや生活習慣に注意していく方法ですから、 “歯科医におまかせの治療ではなく、目的を理解し自主的に進めていく矯正治療”と言うことができます。
したがって、自分の力で歯並びを良くした、という達成感があります。
これは、勉強やスポーツにも共通するものであり、今後のお子様の人生に役立っていくと信じております。
立川の近藤歯科クリニックは、お子様方のために、立川で最も信頼できる小児矯正治療をする歯科医院として、今後もスタッフ一丸となり全力で、皆様方のお役に立てるように頑張ってまいります。
細かいこと、何でもお気軽にご相談ください。
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