上手な歯みがきの方法は、歯の本数、歯並び、歯ぐきの状態、歯周病の進行度、年齢などによって、それぞれ違いますが、以下のように注意してみがいてください。

  1. 歯と歯ぐきの境目と、歯と歯の間を中心にみがく。
  2. 歯ブラシは歯に対して斜めに(45度くらいの角度)で当てる。
  3. なるべく、1本1本ていねいにみがくようにする。
  4. あまり強くこすりすぎない。(いつも歯ブラシがあたっているところは、歯や歯ぐきが削れてきます)
  5. 大きく横みがきをするのではなく、細かく振動させるようにする
  6. 歯みがき剤をいっぱいつけすぎない。(歯ブラシの先端の幅の約三分の一程度がいいです)
  7. デンタルフロス、歯間ブラシなどの補助器具を併用する。(個人差はありますが、30歳代くらいから、歯ぐきは減ってきますので、歯間ブラシが必要になってきます)
  8. 歯間ブラシ、デンタルフロスはあまり強く、こすらないようにする。(とくに歯間ブラシは強くこすりすぎると、歯ぐきはますます減ってきます。サイズも大きすぎないものを使用してください)
  9. 1日の中で、夜寝る前の歯みがきが一番重要です。
  10. みがき方はある程度個性があってもいいと思います。ただ、歯科衛生士に一度はみがき方をみてもらって、アドバイスを受けられると、効率的で、歯や、歯ぐきにやさしいその方に合ったみがき方を教えてくれると思います。

効果的なはみがきの方法について>>

▲歯周病Q&AのTOPへ