歯周病になると、歯を支える骨がとけて、それにしたがって、骨についている歯ぐきも痩せてきます。
また、二十歳代をピークにして、齢をとるごとに骨も少なくなってきます。さらに、日本人はほっぺた側の歯ぐきは、薄い人が多いといわれています。
したがって、歯ぐきはだんだん痩せていく傾向にあり、相対的に歯のもともとの歯ぐきが覆っていた部分がなくなり、根の部分が見えてきて、長くなっていくのです。
根の部分が露出してくると、知覚過敏を起こすだけでなく、虫歯にもなりやすいです。
原因としては歯周病、年齢のほかに、くいしばりにより、エナメル質がはがれてきている場合も多いです。
さらに、いつも習慣的に横向きまたは、うつぶせで寝ていると、頭の重みが歯ぐきにかかってきて、歯ぐきがますます、やせてくることもあります。