唾液の量を増やす9の方法
1.水をたくさん飲み、口の中を潤す
1日の正常な唾液分泌量は1.5リットルと言われています。
食事などからの摂取を考えて、1日あたり1.5リットルの水を飲むといいでしょう。
なお、糖分の入った清涼飲料水は避けましょう。
お茶やコーヒーも飲みすぎに注意してください。
2.口の中を清潔に
歯みがきや、うがいを頻繁に行うことにより、唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。
うがいをする時の先口剤はアルコールが入っていないもの(刺激が強すぎるので)にしてください。
3.食べ物を噛む回数をふやす
食べ物をよく噛むと唾液腺が刺激され、唾液の分泌が良くなります。
4.部屋の湿度に注意する
乾燥した部屋にいると、鼻が乾き、鼻が詰まり、口呼吸になります。
口呼吸になれば、口が渇きます。
とくに、冬場は注意してください。
5.運動習慣を取り入れる
唾液腺は自立神経にコントロールされています。
自律神経を鍛え、ストレスに強い心身を作るために、適度な運動をおすすめします。
なるべく歩くようにするなど、運動習慣を日常的に取り入れてください。
6.タバコをやめる
喫煙は、口の中の血流を悪くするので、歯周病の原因にもなります。
7.お酒はほどほどに
お酒には利尿作用があるので、脱水症状を起こしやすくします。 当然、口の中の水分も減少します。
8.酸味のある食べ物で刺激する
梅干しやレモンなど、酸っぱい食べ物は唾液分泌を促します。
ただし、刺激が強いので、重度のドライマウスの人は注意してください。
9.唾液腺をマッサージする
後述する唾液腺のストレッチとともに唾液腺を外から刺激するマッサージでも、唾液は分泌されます。
舌の付け根の真下のあごの部分を押す「舌下腺マッサージ」
あごのえらの部分から3㎝ほど内側の部分を押す「顎下腺マッサージ」
耳たぶの下のあたりを指でぐるぐる回すように押す「耳下腺マッサージ」
は簡単にできます。